2017年01月22日

[催事博覧]超・日本刀入門

1/21、静嘉堂文庫美術館で、超・日本刀入門〜名刀でわかる・名刀で知る〜 の展示が始まりました。
 
ブロガー内覧会に当選したので行ってまいりました。
学芸員の方から展示会の見どころを教えていただいたのでご紹介します。

【注意】
※聞き間違いなどありましたら、申し訳ございません。
※写真は、美術館より特別に撮影の許可を頂いております。


静嘉堂さんは、なんと120振もの刀剣を所蔵されているそうで、備前物の古刀が多いのが特徴とのこと。
今回はその内30振が展示されています。
刀剣は、姿、刃紋、地紋の他、産地や逸話などが鑑賞のポイントだそうです。

●見どころ1●所蔵の国宝・重文刀剣9件全てが揃い踏み!
今回、静嘉堂さん所蔵の国宝と重要文化財の刀剣9振が、すべて展示されます。
一堂に揃うのは初めてということでした。
さらに、7振には押形(形状を原寸大で写しとったもの)が並べて展示されているので、両方を見比べると楽しさ2倍です。
静嘉堂文庫美術館「超・日本刀入門」
※美術館より特別に撮影の許可を頂いております

●見どころ2●織田信長・滝川一益・直江兼続etc.…戦国武将たちの名刀
滝川一益が主君の織田信長から拝領した 号「滝川高綱」、
直江兼続が豊臣秀吉から下賜された 号「後家兼光」など、
戦国武将所縁の名刀が並びます。刀剣は来歴が重要なポイントとなります。
この刀を織田信長も持っていたんだなーと思うと感慨深いです。
静嘉堂文庫美術館「超・日本刀入門」
※美術館より特別に撮影の許可を頂いております

●見どころ3●重要文化財「平治物語絵巻 信西巻」を特別公開
平治の乱を題材とした絵巻です。
ボストン美術館の「三条殿夜討の巻」、東京国立博物館の「六波羅行幸の巻」
そして静嘉堂の「信西の巻」の3巻しか現存していないそうです。
3期に分けて公開されるそうですが、第1期は平治の乱の翌日から信西が自害するまででした。

●おまけ●創始者岩ア彌之助を救った津田助広の疵
静嘉堂は三菱第二代社長岩ア彌之助が廃仏毀釈の時代に、日本美術の破壊と流出を愁いて蒐集をはじめそうです。
そんな彌之助が若い頃、口論の末、切り付けられたところ、この助広で刀を受け止めたそうです。
なので、5mmくらいですが、はっきりとした疵が残っています。
この刀が防がなかったら、日本の歴史・経済・文化が大きく変わったのかもしれない、
そうと思うと、運命の不思議を感じます。


あと、個人的な感想を述べますと、
・最初に太刀と刀剣の違い、刀剣の用語などのパネルがあるので、ある程度掴んでから観賞すると参考になると思います。
・刀剣は光の具合で見え方が違うので、他の方の邪魔にならない程度に、いろんな角度から見てみると面白いです。
・正直、刃紋とかは素人には難しいです。なので、どれが好きか選んでいけば十分だと思います。
・絵画が2点ありますが、これはじっくり見る価値あり。当時の武士の様子が描かれています。

時間がなくて見れなかったのですが、装具などもありました。


ゲームをやらない私でも昨今の刀剣ブームは知っています。
アートトークでも話題にでていましたが、刀剣ブームで刀剣に関心をもってもらえることがうれしい、とおっしゃっていました。
確かに書籍がたくさん出てるし、展示会も増えているし、刀剣を見に行くなら、今がチャンスです!


ブロガー内覧会にご招待いただき
静嘉堂文庫美術館ほか、ご関係者のみなさま、本当にありがとうございました。


2017年1月21日(土)〜3月20日(月祝)
静嘉堂文庫美術館
超・日本刀入門〜名刀でわかる・名刀で知る〜
http://www.seikado.or.jp/exhibition/
ラベル:美術館
posted by ぺこ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | [推薦書籍]おすすめ図書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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